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居心地の悪いところで成長しておけばよかった・・・

足の付け根に痛みを覚えた金曜日から、ちょっと運動を控えております。

足が痛いというのを言い訳にしたサボりではないかと一部で囁かれておりますが、そうです。サボりです(笑)

ただ、さすがに今日はトータルワークアウトで体を動かしたいと思います。日本選手権まで後少しですから、オジさんもオジさんなりの準備をやっとかないとですね。

そんなオジさんも、33歳。一般的に新卒と言われる方の年齢を11年過ぎておりますので、普通に会社にいればいわゆる中堅となる歳ですが・・・俺は成長してねー(涙)

大した実績も持たず長きにわたり水泳競技に没頭した結果、「水泳」から完全に離れた一般社会人になったのがずいぶん遅くなったのですが、止めた当時を振り返って競技歴が長ければ、長いほど、一般的な企業への適応が難しいんだろうなと思います。

っと言ってもイキがっていた当時の自分を振り返っての話なので、僕以外の誰に当てはまる話なのかは分かりませんが・・・

一般的に日本の水泳選手ってのは、幼少期から高校時代までをスイミングクラブに通いながら育っていくと思いますが、僕も例外に漏れず選手クラスになった小学校4年生あたりから高校3年生までずっと学校と、所属のスイミングクラブを主な生活の場としてました。

その中でJOで優勝したり、全中やインターハイでも優勝したりしてたもんですから、周りがすごくちやほやしてくれて居心地良かったですね。

それでそのまま大学に進学して、20歳でアメリカの大学に移って、運良く国際大会等に参加してもらうようになったので、ずっと居心地の良い選手生活を送ったわけですが、

ちやほやされた生活が長すぎて相当イキがってたように思います。

自分の力以上に力があると思ってたし、意見が違ったり、指導をしてくれる方がいらっしゃっても噛みついた狂犬みたいな人間でしたね。

そこで引退して、デスクワークを要求される仕事に就いて、これまで一般的に仕事をしていた方達と机を共にして仕事をするようなると、分かっちゃうんですよね。自分のできなさ加減が。

ついでに、できないくせしてアスリート気取りで同僚や上司に対して言いたいことを言い、腹を立ててました。

ジョン・マッケンローはテニスコートで審判に噛みつくから、パフォーマンスとして名物になれましたが、日常的な生活の中で感情を表に出してぶつかってたら、社会にとって有害ですよね。

僕はそんな感じだったと思います。

社会人としての生活を優先して、水泳を趣味として捉えている現在、水泳から得たものというのはいろいろあったと思いますが、その反面今でも他の社会人に比べ欠落している部分が多いと感じる毎日を送っています。

また、会社の代表として将来的にスタッフを雇うってことを考えた際、会社にとっても利益をもたらす人材を登用したいと考えるので、元水泳の日本代表でしたっていう肩書だけを振りかざしていた昔の自分を雇うかというと、完全にNOだと思います。

競技歴が長くなってしまい、トレーニングや遠征等で時間を奪われ、また他分野の方々との出会いが欠落していたため、「お山の大将」になってしまい、謙虚さを全く持っていなかった自分は、一般的な学生が成長している間に、仕事のできる社会人として大きな差が開いてしまったんだろうなぁと、あの時にこうしていたらのような後悔の念が襲ってきます。

最近、アスリートのセカンドキャリア支援の輪が大きくなり、制度も整いつつあるようですし、僕も夢の1つにアスリートのセカンドキャリアとして雇用先を創出したいというのがありますが、

ただ安易にアスリートが競技活動を止めた際に収入を確保するための企業斡旋みたいになってしまうと、雇い入れる企業にとって魅力ある話にはならないと思いますし、受け容れられるアスリートも、その環境や待遇のギャップに大きなストレスを感じてしまう可能性は否めないんではないかと思います。

もちろん僕のようなチャランポランがこの制度を利用した場合という前提の下に上記があるんですが・・・

僕は個人的な経験から、企業への就職を考え出す前のステージで、シーズンオフ中のインターンシップや、企業の方を招聘しての仕事に必要なスキル等、競技とは全く分野の違うことで備えるべきことを聞くチャンスってのがあったら良いんじゃないかなぁなんて思いますね。

厳しい社会を垣間見る中で、天狗の鼻を折られるような惨めな思いをですることがあったならば、僕はもう少しだけまともになれたんじゃないかと思います。

居心地の悪い場所での辛い経験、昔の僕には必要だったんでしょうね・・・


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コメント

自覚していても直せない人が多い中、ブログという公のメディアで自分の足りない所を素直に書けるという事は、なかなか出来ません。特に人に名前を知られている存在だと「こうでなくてはいけない」という呪縛から虚飾の鎧をまとう事が多いのです。すばらしいですね、今井さん

投稿: 経営者 | 2011年3月 7日 (月) 12時37分

経営者さん、

ありがたいお言葉大変恐縮でございます。
僕が現役時代を振り返ることで、僕を反面教師にして謙虚に社会性を育んでいただければと思い掲載しました。アスリートのセカンドキャリア支援はスタートしたばかりの制度のようで、まだまだ成熟に時間がかかると思いますが、表面上のサポートにならないように祈るばかりです。

投稿: 今井亮介 | 2011年3月 7日 (月) 14時25分

 こんにちは。実は何度かお会いしている者です(笑)。
 フィンを買おうと思っているのですが、でもどんなフィンを買えばいいのか分からず、そういえば今井さんがトレーニンググッズを輸入販売していたなあと思い出し、サイトを拝見していたら、この書き込みを見つけ、読ませていただきました。
 人生いろいろ進み方があって、就職が早い人もいれば遅い人もいて、社会人として成長するスピードも人それぞれなんだと思います。アメリカなら多分それって当然のことなんだろうと思いますが、日本にいるとどうしても周りのペースが気になって焦ってきたりしますよね。でも、まず自分の足りないところに気づいたってことが重要で、それが第一歩なのではないでしょうか。
 私も社会人になったのが遅かったですし、会社に入っても先輩に「社会人としてかくあるべし」みたいなものを教えてもらったことがないので、いつも不安だらけです。でも、幸いマスターズをやっているといろんな年齢の方がいて、社会人の大先輩も沢山いらっしゃいます。いろんな人と交わって、いろんな話を聞いて、少しずつ教えてもらえばいいのではないでしょうか。結局人が成長するっていうのは、人に成長させてもらうってことだろうと思いますしね。
 応援しています。頑張ってください。

投稿: それでいいとよかろうもん | 2011年3月 7日 (月) 23時07分

それでいいとよかろうもんさん、

ありがとうございます!そうですね。マスターズの諸先輩方からは色々な分野でご指導いただけるので、環境としては幸運であると思います。今無いスキルを嘆いても仕方無いので毎日少しずつ穴を埋められるように努力していきたいです。

投稿: 今井亮介 | 2011年3月 8日 (火) 11時13分

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