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レーザーレーサーをめぐって

ある直木賞作家のコラムが目に留まった。まさにこの筆者の言っている通りです。日本水泳連盟は自分たちの能力の無さや稚拙な管理体制を棚上げにして、資本主義社会でビジネスをする者たちを愚弄しているとしか思えません。スポーツという隔離された、ある意味世間知らずが集まる場所で通用する常識と、厳しい現実社会にある現実の違いが顕著に表れたケースだと思います。

レーザー・レーサーの暴論。

海老沢 泰久

ミズノ、デサント、アシックスの水泳担当の社員たちは、いまどんな気持ちでいるのだろう。

 彼らがたいへんだと思いはじめたのは、たぶん4月の下旬だった。

 それ以前の2月にイギリスのスピード社がレーザー・レーサーという水着を発表し、それが水泳界の大きな話題になっていることは、水泳担当者なら誰でも知っていた。それ以来、世界では37の世界新記録が出ていたが、そのうちの35がレーザー・レーサー着用の選手によって出されたのである。

 しかし、日本の3社も改良した水着を発表していて、選手たちからも好評を得ていた。それ以上に彼らを力づけているものがあった。彼らは日本水泳連盟と、3社が年間にそれぞれ約500万円の協賛金を出すかわりに、日本人選手は3社以外の水着を着ないという12年契約(06年から17年まで)を結んでいたのである。

 また、平泳ぎの北島康介などは、それとはべつにミズノと特別に個人契約を結んでいるし、自由形とバタフライの松田丈志はミズノスイムチームのメンバーだ。3社の社員選手もいる。レーザー・レーサーがどんなに話題になろうが、何の問題もないはずだった。

 ところが、4月下旬の日本代表の合宿のときに、望んでいないことが起こった。一部の選手がレーザー・レーサーを試着して泳ぐと、軒並み好成績が出たのである。

 「ハンディが大きすぎる」

 コーチがそういって悲鳴を上げるほどのタイムだった。

 5月上旬、それを受けて、水泳連盟は5月30日までという期限を切って、3社に水着の抜本改善を要求した。むろん無理な要求で、3社が5月30日に改善したとして発表した水着は見向きもされなかった。

 それでも3社の社員たちは、まだ希望を抱いていた。

 これはぼくの想像だが、彼らは500万円ずつの協賛金を出したほかにも、選手たちに対してさまざまなサポートをしてきたにちがいないのである。国内外での競技会や合宿にもついて行ったろうし、あるときには車の運転をしてやったり、食事の面倒も見てやっただろう。こっちのサポートのほうが大きかったかもしれない。水泳連盟も選手たちもその恩義を忘れていないはずだった。

 しかし、その希望はあえなく崩れた。6月初めにジャパンオープンが開催されると、多くの選手が契約に反してレーザー・レーサーを着けて出場してきたのである。

 そしてその結果は3社にとってまったく不都合なものだった。レーザー・レーサーによって16もの日本新記録が生まれ、そのうち200メートル平泳ぎで北島が出した記録は世界新記録だった。3社の旗色は一挙に悪くなった。

 すると、日ごろは道徳の荒廃を嘆き、政治家の公約違反を批判してやまない新聞やテレビまでが、水着の選択は選手の判断にまかせるべきだと言いはじめた。違約金を払って正式に契約を破棄するなら別だが、3社との契約を守っていては金メダルを取れない、だから契約にはとらわれるなといっているに等しかった。何事も契約で成り立つ民主主義の社会においては、暴論といっていい。

 そして水泳連盟はジャパンオープンのあとで理事会を開いて、そのとおりの決定をしたのである。しかも、水泳連盟と3社がどんな話し合いをしたのか知らないが、契約を反故にした水泳連盟に違約金は発生しないらしい。つまり、水泳連盟は金だけもらって、それに見合うことは何もしないのである。踏んだり蹴ったりとはこのことだろう。

 おそらく、3社はレーザー・レーサーに完敗して何もいえなかったのだろうが、社員たちはいいたいだろう。

 「レーザー・レーサーが出るまでは、おれたちのサポートをみんなよろこんで受けてきたではないか。あのお返しは何でしてくれるのか」

 と。

 ぼくはスポーツを金まみれにするという点ではスポーツ用品メーカーに批判的なつもりでいるが、こんどばかりはいささか同情している。

http://number.goo.ne.jp/others/column/20080620-1-1.html

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コンサート

2008061919460000 昨日は仕事を早めに切り上げて、Hayley Westenraのコンサートへ。

席が1番前でビックリ!

ヘイリーはドラマ「白い巨塔」の主題歌「アメージンググレース」を歌ったニュージーランド出身の歌手です。

その歌唱力は半端じゃないです。もしまた福岡に来たら、また行きます!

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現役狩り

今日は、午前中知人のお父様の葬儀に参列してから仕事でした。葬式は、いつ行っても寂しいものですね。できるだけ行かなくて良い人生を歩みたいです。

ところで、7月12日、13日の試合を「現役狩り」と定めることにしました。

できるだけ多くの現役をレースの中で「狩りたい」と思います。

そして狩られた現役を指導してるコーチに、反省と指導における努力を促すことができたら、福岡の水泳に対しての恩返しになるのではないでしょうか。

最近のコーチは、視覚で泳ぎをとらえることで一生懸命なので、選手が間違った筋肉を使いながら泳いでることに気付かないことがよくあると感じます。

私の現役時代にも、それはありましたから、今はもっとだと思います。

速い選手の泳ぎをビデオで研究するのもすごく大切な作業ですが、それを自分の体形や体の柔軟性と照らし合わせてどうやったら効率良く結果を出せるかまで突っ込んで考えると良い選手を生むことができると思います。

体の硬い選手、柔らかい選手、手足の長い選手、短い選手・・・選手の数だけ理想のフォームはあると思います。

コーチの理想という型に選手をはめないで、のびのびと泳がせましょう!

ここで平泳ぎの勝負のコツを1つ。100Mのレースではラスト25Mをどう泳ぐかが、良い選手とそうでない選手をきめる大きなポイントの1つとなります。筋肉疲労が著しいラストの50Mはキックで自分の体を前に押し込むようにして、疲れた上半身をサポートすると、比較的前傾姿勢が取れた状態で泳ぐことができ、タイムと体力的なロスを少なくできます。

ここまで教えたんですから現役諸君、私に狩られないように頑張ってください!

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競争は生きがい

7月12,13日の福岡県水泳選手権にエントリーしちゃったハート達(複数ハート)

超楽しみ!!

マスターズの大会は親睦という意味では楽しいけれど、そこに競争がない。だからどうしても競争の欲求を現役とのレースに求めてしまう。
緊張感の中でギリギリまで集中する感覚は麻薬のようなもの。7月の試合では強い刺激を与えてもらって、あの緊張感を感じられたら最高。

競争は自分の生きがい。仕事でも水泳でも、結果が全てと考えて生きてきた。成功へのアプローチは人の数だけあるだろうけど、自分のパフォーマンスのピークを引き出すときは、周囲が近寄り難いオーラを出してるかもしれない。それで損をしたこともあるだろうし、今でも損をしてるかも。でも物事への取り組み方でこの方法しか知らないし、出したい結果を下方修正してまで「愛すべき人物」になることを望まない。

理解してほしいとはいわないけれど、ちょっと寂しい気もする・・・

また訳の分からん文章になったな。

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牙を抜けって・・・

仕事の時の私は恐ろしいらしい。 自分が仕事中にどんな感じなのかは自分ではわからない。 仕事中の言動や態度に改善の必要があるんだろう・・・ でも、なんか牙を抜けって言われてるみたいでがっかりする。 笑顔で物事に打ち込むよりも、歯を食いしばって限界に挑戦する方が性に合ってるので・・・

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サプライズ

一昨日、思いがけずS選手が事務所まで遊びに来てくれた。
うちのスタッフも突然のオリンピック選手の来社に大感激。

そのあとは、近くのレストランにコーヒーを飲みに行って、
将来のことだとかを話しました。Sがゲストなのに結局
私がペラペラ喋ってしまって反省してます。でもそんな時でも
いやな顔一つせずに話を聞いてくれたSはやっぱり将来有望です!

水泳が与えてくれた人と人の縁ですが、彼女は水泳以外のことを話せるインテリジェントな女性です。約束しているSUSHIディナー、北京から帰って落ち着いた時に実現できれば良いな・・・

S選手、まずはすぐ近くにある大きな目標に向かって最善を尽くして下さい!!陰ながら応援してまます:)

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進歩がない

ラスベガスをぶっつぶせっていう、ふざけた邦題の映画を観にいった(原題は21、21の方がはるかにカッコ良いじゃんって思うのは私だけ?)

映画はすごく良かった。アメリカの学生時代を思い出させてくれる場面もたくさんあったし。

にしてもヒロインのケイト・ボツワースは良いね~。アメリカに住んでるときから、結構好きだったけど、この映画では特に良かった。

この歳になって、周りは結婚して子供がいる人ばかりなんだけど、私は映画に出てくる女性がかわいいだのって中学生のときからあまり進歩がない・・・

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